導入
50代会社員の私が、ついに「中小企業診断士」への挑戦をスタートしました。
難関資格というイメージが強く、正直ハードルは高い…。ですが、これからの働き方を考えると避けては通れない学びだと感じています。
この記事では、私がまず取り組んだ「学習スケジュール作り」についてまとめました。同じように「勉強を始めたいけど、どこから手をつけたらいいのか?」と迷っている方の参考になれば幸いです。
なぜ中小企業診断士を目指すのか
所長は普通の会社員です。50歳を過ぎて諸先輩達が定年を迎えていくのを目の当たりにしました。これではいけない、60歳以降も自由に働ける知識と資格が欲しい 。これまでの仕事(原価計算、生産管理、設計など)が活かせないか。そして副収入や独立につながる可能性があるものは何なのか。数ある可能性の中で中小企業診断士が1番しっくりきました。
特に大きいのは、「知識を活かして長く働ける」点です。会社員としての経験を整理して活用できる場を持ちたいと思いました。
試験の全体像を把握する
中小企業診断士試験は、1次試験(7科目) と 2次試験(筆記・口述) に分かれています。
1次試験は以下の通り:
経済学・経済政策 財務・会計 企業経営理論 運営管理 経営法務 経営情報システム 中小企業経営・政策
この時点で「7科目もあるのか…」と圧倒されました。特に私にとっては「経済学」「経営法務」が未知の分野。ここをどう克服するかが課題だと感じています。
学習教材の選定
今は診断士試験のWeb講座や通信講座も豊富で、動画で学べば効率的にインプットできるのは分かっています。
それでも私がテキストを選んだ理由は3つあります。
1.自分のペースで読みたいから
動画だと講師の進行に合わせる必要がありますが、テキストなら自分の理解度に合わせて進められる。分からないところは立ち止まって考えられるのが安心です。
2.手を動かして覚えたいから
暗記が苦手な私にとって、ただ聞くだけでは頭に残りません。テキストに線を引いたり、余白にメモを書いたりしながら進める方が記憶に定着するのではと思っています。
3.シンプルに続けやすいから
Web講座はログインや動画再生が必要で、気持ちが乗らない日には開くのが面倒に感じてしまいます。テキストなら机に置いておけばすぐ開ける。この「手軽さ」が大事だと思いました。
👉 効率だけを考えればWeb講座の方がいいのかもしれませんが、私には「自分の性格に合ったやり方」で続けることが一番大切だと思っています。
私の学習スタイル
学習時間について、基本的に家族との時間が第一優先です。ですから、平日は夜の21:45〜23:00を勉強時間に充てる。平日の昼休みの20分間は復習や暗記チェック。休日はまとまった2〜3時間を確保して問題演習。まずはこれで進めようと思いました。
正直、1日90分でも続けられるか不安ですが、「毎日机に向かう」ことを第一のルールにしてやってみようと思います。
学習スケジュール
所長は、計算は得意なんですが、暗記が苦手。
なので、7科目を1科目ずつテキストを読んでいくと、必ず最初に勉強した内容を忘れてしまうと思いました。ですから、全ての科目をまんべんなく並行して勉強していこうと、スケジュールを立ててみました。まずは勉強の習慣をつけるのが大事ですね。
月曜
- 夜:財務・会計(テキスト+例題)90分
- 寝る前:中小企業政策10分
火曜
- 夜:経済学(テキスト+演習)90分
- 昼休み:経営法務10分
水曜
- 夜:財務(問題集)90分
- 寝る前:情報システム10分
木曜
- 夜:経済学(計算演習)90分
- 昼休み:中小政策10分
金曜
- 夜:財務復習60分+経営理論30分
- 寝る前:暗記カード10分
土曜
- 午前:財務過去問90分
- 午後:経済学60分+経営理論60分
- 夜:暗記科目まとめ30分
日曜
夜:弱点ノート整理30分
午前:財務・経済ミニテスト90分
午後:運営管理60分+暗記復習30分
これからの課題
モチベーションをどう維持するか 忙しい日々の中で時間をどう確保するか 過去問中心でいくか、テキスト重視でいくか
正直、勉強を始めたばかりなので不安のほうが大きいです。ただ「スケジュールを立てたことで、漠然とした不安が少し軽くなった」のは確かです。
まとめ
中小企業診断士への道は長く険しそうですが、「まず一歩を踏み出すこと」が大切だと実感しています。
今後も実際の学習の様子や気づきを記録していくので、同じように挑戦している方はぜひ一緒に頑張りましょう!